循環型ビジネスを創出する源泉が「循環思考(サーキュラーマインドセット)」です。循環思考とは、サーキュラーエコノミーの原則に則り、製品・サービスのデザイン・ビジネスモデル・サプライチェーンをシステム的観点で捉える思考様式のことを指します。

組織を構成するメンバーの一人ひとりがこの思考を持つようになると、循環型アクションが取りやすくなり、組織全体の循環性が高まる基盤をつくることができます。

そこで、今回示す「循環思考ワークショップ」では、サーキュラーデザイン、サーキュラービジネスモデル、サーキュラーサプライチェーンという循環経済移行に欠かせない3要素を体感し、循環思考への転換を促すものとなっています。

循環経済移行に向けては、製品のデザインのみならず、ビジネスモデルやサプライチェーンを循環型にするような広義デザインも必要不可欠となります。そうした観点を習得するためのワークショップとして活用が可能です。下記にてガイドラインのダウンロードが可能です(無料)。本ガイドラインに基づきワークショップを実施した組織からのフィードバックをお待ちしております。

ガイドラインの概要


目的:
組織を構成するメンバーの循環思考への転換を図る

対象者:経営者から一般社員まですべてのメンバーが対象。また、政策立案者も活用可能

所要時間:理想的には3時間程度の確保がベスト

手順;

  1. 採用すべきサーキュラーデザインを抽出
  2. サーキュラービジネスモデルを考える
  3. サプライチェーンにおける戦略を特定する

使用するツール:

  1. サーキュラーデザイン戦略例
  2. サーキュラービジネスモデルキャンバス
  3. 循環型サプライチェーンマップ

ダウンロードはこちら(PDF:15MB)

※循環経済つなぐラボでは、本ワークショップガイドラインをもとにしたワークショップの構築・実施も可能です。詳しくは、ラボまでお問い合わせください。