医薬・化粧品・電気・化学分野におけるセミナー主催や技術図書の出版を行う株式会社情報機構様主催の研修「サーキュラーエコノミーを加速させるビジネスモデル構築方法のヒント~国内外の法令・ガイダンス・サステナブルファイナンスの動向を踏まえて~」の講師を代表・那須が務めさせていただきます。前回1月に引き続き担当させていただきますが、内容は少し応用・実践の要素を盛り込んでおります。受講料金が割引になるコードも発行しておりますので、ご希望の場合は info@circledesign.co.jp までお問い合わせください。
日時
2022年7月8日(金) 12:30-16:30
オンライン開催
お申込
下記URLより:https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AD220706.php
本セミナーのポイント
昨今認知が広がるサーキュラーエコノミー(循環型経済)。具体的実践においては、原材料調達・具体的な循環型ビジネスモデル構築・パートナーシップ・組織体制・法規制動向・ファイナンス動向の注視など、さまざまな観点から進める必要があります。
今回は、国内外の法規制や最新の動向を踏まえ、経済・環境・社会の三側面においてバランスの取れた、なおかつ実効性のあるサーキュラーエコノミーの構築の進め方について考えてまいります。
主な受講対象者は?
- サーキュラーエコノミーについて学び始めた方。ビジネスモデルを構築したい方
- サーキュラーエコノミーを企業・団体として推進していきたいと考えている方
- サーキュラーエコノミーを巡る国内外の具体的な動きを把握したい方 等
本セミナーで得られる主な知識・情報・ノウハウ
- 国内外のサーキュラーエコノミーに関連する規制やガイダンスの動向
- サーキュラーエコノミーのファイナンス動向
- サーキュラーエコノミーに関わる海外企業の具体的な取り組みの事例
- サーキュラーエコノミーを加速させる組織体制やビジネスモデルの構築
- サーキュラーエコノミーをどう拡大させていくか。コミュニケーションの視点から
セミナー内容
1. サーキュラーエコノミーとは何か?
- 1.1 サーキュラーエコノミーへの移行が必要とされる背景
- 1.2 サーキュラーエコノミーの位置付け
- 1.3 サーキュラーエコノミーの定義と原則
- 1.4 サーキュラーエコノミーのフレームワーク
2. サーキュラーエコノミーの最新動向
- 2.1 欧州のサーキュラーエコノミー:現在地(持続可能な製品イニシアチブなどから)
- 2.2 ドイツのサーキュラーエコノミーから学べること
- 2.3 環境省・経済産業省「サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス」より
- 2.4 最新の企業事例を紹介
3. サーキュラーエコノミー×ファイナンスの動向
- 3.1 欧州タクソノミーが発信するメッセージ
- 3.2 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの全体動向
- 3.2.1 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの原則や考え方、ガイドライン
- 3.2.2 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの推移
- 3.2.3 サーキュラーエコノミーにおいて、今後どのような開示が求められるか
- 3.2.4 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの課題や論点
- 3.3 サーキュラーエコノミーファイナンスの最新事例 ~ブラックロック、インテーザサンパオロ、ABNアムロ銀行など大手資産運用会社・金融機関の取り組みから~
4. サーキュラーエコノミーのビジネスモデルの構築
- 4.1 組織体制:その理想形は?
- 4.2 サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの紹介とその考え方
- 4.3 サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの構築方法例
- 4.4 サーキュラーエコノミー型ビジネスモデル構築にあたり留意すべき点
5. 消費者とのコミュニケーション
- 5.1 サーキュラーエコノミーにおけるコミュニケーションの位置付けとあり方
- 5.2. 消費者とのコミュニケーション4つの観点
- 5.2.1 目標と現在地の公表
- 5.2.2 サーキュラーエコノミーにおけるコミュニケーション戦略はどうあるべきか
- 5.2.3 デジタル技術はサーキュラーマーケティングにどう影響するか
- 5.2.4 サステナビリティ全体を底上げするマーケティングについて考える
- 5.3 消費者の価値観の変容を捉える
6. サーキュラーエコノミーを巡る今後の論点と課題
- 6.1 地政学リスク対応を踏まえたサーキュラーエコノミーのあり方
- 6.2 ライフサイクル思考とサーキュラーエコノミー
- 6.3 環境再生型とは?
- 6.4 脱炭素との関係
- 6.5 デジタル技術・Web3.0との関係
- 6.6 2022年下半期以降の注目点~セミナー開催日頃の状況も踏まえて~
- 6.7 まとめ