サーキュラーエコノミー移行支援を専門とするサークルデザイン株式会社は、「循環度測定(サーキュラリティ測定)」支援サービスを展開しております。本サービスでは、ISO規格やCircular Transition Indicators(CTI)、Material Circularity Indicator(MCI)など、国際的に評価されている測定ツールを最適に組み合わせ、各企業のサーキュラーエコノミー戦略に組み込む形で支援を行います。
この度、同サービスの一環として、2025年大阪・関西万博におけるルクセンブルク・パビリオンの循環度測定支援を実施し、関連カンファレンスに当社が登壇することを発表いたします。
カンファレンスについて
ルクセンブルク・パビリオンの循環性をテーマとしたカンファレンス中のラウンドテーブル&ディスカッションに当社が登壇いたします。同パビリオンでの循環度測定の実践事例を通じて、サーキュラーエコノミー推進における評価の重要性や課題などについてコメントいたします。
以下、ルクセンブルク貿易投資事務所様のご案内を掲載いたします。
テーマ
カンファレンス「2025年大阪・関西万博 ルクセンブルク・パビリオン ~ 循環型経済への道のり~」
主旨
大阪・関西万博のルクセンブルク・パビリオンは、解体後の資材再利用を想定する「サーキュラー・バイ・デザイン」をコンセプトとし設計され、建物の循環性を目指すプロジェクトでもあります。実際、一部の部材は万博終了後に再利用されることが決まっています。本カンファレンスでは、ルクセンブルクと日本それぞれの関係者が登壇し、パビリオンの構想から施工、さらにその後に至るまでの道のりを振り返ります。また、本プロジェクトで実践された循環性達成のための技術的検討、素材の選択、解体計画や再利用計画についてご紹介します。さらに、ルクセンブルク政府の循環性促進のための取り組みを、建設分野におけるデジタル化とPCDS(製品循環性データシート)に焦点を当てて説明します。
概要
日時:2025年7月17日(木) 14時~17時
場所:大阪・関西万博 ルクセンブルク・パビリオン
参加費:無料(招待制)、英↔日翻訳提供あり
主催: ルクセンブルク経済省、ルクセンブルク貿易投資事務所
プログラム
14:00 イントロダクション
- ステファニー・オーベルタン大臣(デジタル化大臣、研究・高等教育大臣)
- 高橋幸二氏(経済産業省 GXグループ資源循環経済課 国際資源循環管理官)
14:15 第一部【ルクセンブルク・パビリオン】
- 「循環性の道のり」ジャノ・シュローダー氏(+ImpaKTディレクター)
- 「ルクセンブルク・パビリオン」アルノー・デマイヤー氏(STDM共同代表―パビリオン建築設計事務所)
- 「デジタル製品パスポート」クリスチャン・トック氏(経済省 産業・新技術・研究局次長/テラ・マタース社長)
15:15 第二部【より広い視野からのぞむ循環型建設 ― 得られた知見と展望】
- 「ルクセンブルクの循環型建設」ポール・ショセラー氏(経済省 産業・新技術・研究局 持続可能建設部門ディレクター)
- 「建築の寿命を再考する」山崎篤史氏(株式会社竹中工務店大阪本店 設計部 第5部門 設計2グループ チーフアーキテクト)
- ラウンドテーブル&ディスカッション ― 実践側の視点
参加者:株式会社ネスタリゾート神戸 / 株式会社船場 / 株式会社モンドデザイン(仮) / 株式会社内藤ハウス / サークルデザイン株式会社
モデレーター:松野百合子氏(ルクセンブルク貿易投資事務所 エグゼクティブ・ディレクター)
17:00 閉会挨拶
- アンドレ・ハンゼン氏(ルクセンブルク・パビリオン コミッショナー・ジェネラル)
参加方法・問い合わせ
ご参加希望の方は、tiotokyo@mae.etat.lu 宛てに、件名を「CEカンファレンス参加希望」とし、会社・組織名、部署、肩書、氏名(全て英和)とメールアドレス、電話番号を明記したメールをお送り下さい。
参加申込み締切り:席が限られておりますので、定員に達し次第、締め切らせて頂きます。
問い合わせ: ルクセンブルク貿易投資事務所
担当:松野・石黒・平光
TEL. 03-3265-5052
EMail. tiotokyo@mae.etat.lu
Web. https://www.investinluxembourg.jp/ja/
今後の展望
弊社は今後も循環度測定と各企業の戦略への統合化を通じて、より多くの企業・組織へのサーキュラーエコノミー移行支援の拡大を目指してまいります。