弊社ではこの度、サーキュラーエコノミーを深く解説する社内研修プログラム「CE基礎編」と「CE実践編」を開始いたしました。
弊社クライアント企業様にて実施しておりましたプログラムですが、大変好評をいただいていることに加え、サーキュラーエコノミーに関する知や実践知をより広く還流させ、環境・経済・社会の増進へ少しでも寄与したいとの想いから、体系的に学べるように整理をし、プログラムとして開始いたしました。
実践的・非連続的・破壊的なプロジェクトをいち早く生み出すにはサーキュラーエコノミーを「手っ取り早く」理解する必要がある一方、本当に循環性の高いプロジェクトや製品サービスを生み出すためにより深い理解が求められることは、これまで弊社が携わらせていただいた企業様も言及されています。
主要な内容は下記の通りですが、ご要望に応じてアレンジも可能です。ご関心いただける方はこちらまでお問い合わせください。
- 内容:基礎編(3-4時間程度)、応用編(3-4時間程度)、またはその他内容も可能(業界特化型、テーマ特化型)
- 場所:オンライン・オフライン可 (オフラインの場合は、別途交通費(宿泊費)をいただく場合がございます)
- 費用:お問い合わせください。
基礎編(時間:3-4時間程度)
1.サーキュラーエコノミーとは何か?
1.1 サーキュラーエコノミーとは?1.2 サーキュラーエコノミーへの移行が必要とされる背景1.3 サーキュラーエコノミーの定義1.4 サーキュラーエコノミーの原則・エレン・マッカーサー財団の3原則・バタフライダイアグラム・欧州委員会・10R戦略1.5 サーキュラーエコノミーの歴史1.6 環境再生型(リジェネラティブ)とは?1.7 サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの紹介2.サーキュラーエコノミーを取り巻く各国の動向
2.1 海外の動向2.1.1 欧州の動向2.1.2 北米・中南米の動向2.1.3 アジア・オセアニアの動向2.2 国内の動向2.2.1 国内の環境政策の変遷2.2.2 サーキュラーエコノミーをめぐる昨今の動向・循環経済ビジョン・サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス・地域循環共生圏など3.サーキュラーエコノミーを取り巻く自治体の動向
3.1 欧州、北米3.2 アジア3.3 日本4.サーキュラーエコノミーを取り巻く企業の動向
4.1 海外のサーキュラーエコノミー先進事例4.1.1 グローバル・大企業4.1.2 中小・スタートアップ企業4.2 国内のサーキュラーエコノミー先進事例4.2.1 グローバル大企業4.2.2 中小・スタートアップ企業5. サーキュラーエコノミーとファイナンス
5.1 ESG投資とサーキュラーエコノミー5.2 サステナブルファイナンス:EUタクソノミーなど5.3 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの最新動向5.4 サーキュラーエコノミーとファイナンスをめぐる課題6. サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラル
6.1 カーボンニュートラル実現に向けた課題6.2 サーキュラーエコノミーがカーボンニュートラル実現に果たす役割・エレン・マッカーサー財団・Circle Economyなどから6.3 各国・自治体・各企業事例7. サーキュラーエコノミーをどう測定するか
7.1 サーキュラリティ(循環性)とは7.2 各指標の特徴・WBSCDのCTI(Circular Transition Indicators 2.0)・エレン・マッカーサー財団のCirculytics・Circle EconomyのCircle City Scan Tool・各企業が採用している指標など7.3 サーキュラリティに関する今後の展望8.サーキュラーエコノミー実践
8.1 サーキュラービジネスモデル8.2 PaaSとは?:期待と課題8.3 サーキュラーエコノミーで要となるサーキュラーデザイン8.4 サーキュラー型ビジネスモデルの移行方法8.5 DXとプラットフォーム戦略8.6 消費者の動向9.サーキュラーエコノミーの展望と課題
9.1 サーキュラーエコノミーが抱える課題9.1.1 サーキュラーエコノミーの定義とサーキュラリティ測定9.1.2 社会的側面9.1.3 日本型サーキュラーエコノミー9.2 今後の展望9.3 サーキュラーエコノミーとは結局何なのか?応用編(時間:3-4時間程度)
1.サーキュラーエコノミーとは何か?
1.1 サーキュラーエコノミーへの移行が必要とされる背景1.2 サーキュラーエコノミーの位置付け1.3 サーキュラーエコノミーの定義と原則1.4 サーキュラーエコノミーのフレームワーク2. サーキュラーエコノミーの最新動向
2.1 欧州のサーキュラーエコノミー、現在地 (持続可能な製品イニシアチブなどから)2.2 ドイツのサーキュラーエコノミーから学べること2.3 環境省・経済産業省「サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス」より2.4 最新の企業事例を紹介3. サーキュラーエコノミー×ファイナンスの動向
3.1 欧州タクソノミーが発信するメッセージ3.2 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの全体動向3.2.1 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの原則や考え方、ガイドライン3.2.2 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの推移3.2.3 サーキュラーエコノミーにおいて、今後どのような開示が求められるか3.2.4 サーキュラーエコノミー×ファイナンスの課題や論点3.3 サーキュラーエコノミーファイナンスの最新事例 ~ブラックロック、インテーザサンパオロ、ABNアムロ銀行など大手資産運用会社・金融機関の取り組みから~4. サーキュラーエコノミーのビジネスモデルの構築
4.1 組織体制:その理想形は?4.2 サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの紹介とその考え方4.3 サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの構築方法例4.4. サーキュラーエコノミー型ビジネスモデル構築にあたり留意すべき点5. 消費者とのコミュニケーション
5.1 サーキュラーエコノミーにおけるコミュニケーションの位置付けとあり方5.2. 消費者とのコミュニケーション4つの観点5.2.1 目標と現在地の公表5.2.2 サーキュラーエコノミーにおけるコミュニケーション戦略はどうあるべきか5.2.3 デジタル技術はサーキュラーマーケティングにどう影響するか5.2.4 サステナビリティ全体を底上げするマーケティングについて考える5.3 消費者の価値観の変容を捉える6. サーキュラーエコノミーを巡る今後の論点と課題
6.1 地政学リスク対応を踏まえたサーキュラーエコノミーのあり方6.2 ライフサイクル思考とサーキュラーエコノミー6.3 環境再生型とは?6.4 脱炭素との関係6.5 デジタル技術・Web3.0との関係6.6 今後の展望6.7 まとめ