概要

官民一体となってサーキュラーエコノミーの取り組みが進む欧州動向を中心に解説。規制動向に加え民間やプラットフォーム等の動きも解説。さらにそれ以上に重要な、「これらの動向を受けて自組織はどう動くべきか」についても探索していきます。

想定ケース

  • サーキュラーエコノミーに関する欧州動向を知り、自組織への影響を考えたい
  • 自社ビジネスを展開するうえで、欧州動向から学びたい
  • 規制動向を把握しておきたい

内容例*業界・対象者等、状況に応じてアレンジ可能です。

欧州サーキュラーエコノミー最前線(規制、各国/各都市、企業の動向)

  • EUグリーン政策の大枠
  • サーキュラーエコノミーパッケージ
  • サーキュラーエコノミーアクションプラン
    • 重点分野詳細
  • 持続可能な製品イニシアチブ・ESPR(エコデザイン規則)
  • 欧州プラスチック戦略、包装及び包装廃棄物に関する規則
  • ELV規制
  • グリーンウォッシュ対策
  • ESRS(欧州サステナビリティ報告基準)
  • 修理の権利
  • DPP(デジタル製品パスポート)※DPPについては下記さらに掘り下げる研修も展開しております。
  • EUタクソノミー
  • 各国の動向
    • オランダ
    • ドイツ
    • フィンランド
    • フランス
    • 英国
  • 各都市の動向(サーキュラーシティ)
    • アムステルダム、ロッテルダム
    • ロンドン、グラスゴー、ピーターバラ
    • パリ
    • ヘルシンキ、トゥルク、ラハティ
  • 欧州におけるサーキュラーエコノミーに特化したファイナンスの動向
  • 欧州企業の先進事例(大企業からスタートアップまで)
  • 欧州はなぜ「進んでいる」と認知されているのか。そもそも「進んでいるのか」
  • 欧州から日本が学べること、日本が欧州に発信したいこと
  • Sitraが主催する世界循環経済フォーラムで議論されていること

DPP(デジタル製品パスポート)

1.DPPに至るまでのEUサーキュラーエコノミー政策と最新動向
1.1 EUのサーキュラーエコノミー政策の変遷
 1.2 EUのサーキュラーエコノミー政策のねらい
 1.3 サステナブル製品イニシアチブ(SPI)

2.DPPを規定している エコデザイン規則案
2.1 5つの目的
 2.1.1 EUグリーンディールにおける2050年カーボンニュートラル目標に向けた施策
 2.1.2 循環型ビジネスモデルの開発と促進
 2.1.3 企業活動におけるコスト抑制
 2.1.4 消費者・投資家のエンパワーメント
 2.1.5 標準化による世界の持続可能な製品市場形成
2.2 エコデザイン規則案の主な内容
 2.2.1 製品要求事項
 2.2.2 消費者への情報開示
 2.2.3 グリーン公共調達
 2.2.4 売れ残り品の廃棄防止
2.3 ビジネスへの影響
3.DPPとその影響
3.1 データ交換基盤連携プラットフォームの概要
3.2 DPPとは
 3.2.1 DPPの概要
 3.2.2 ねらい
 3.2.3 カーボンニュートラルとの関係
3.3 DPPの主要な原則と要件
3.4 DPPのユースケース
3.5 産業界の反応
 3.5.1 メリット
 3.5.2 懸念事項
3.6 今後のマイルストーン
3.7 より本質的な問い:
DPPは本当にサーキュラーエコノミーを促進させるのか
3.8 日本企業が考えておくべきこと